【ロサンゼルス=西島太郎】米ポップス界の女王として君臨した人気歌手ホイットニー・ヒューストンさん(48)が11日、死去した。広報担当者らの話として、米メディアが一斉に伝えた。
同日午後3時半頃、ロサンゼルス近郊ビバリーヒルズのホテルの一室に駆けつけた救急隊がヒューストンさんの蘇生を試みたが、まもなく死亡が確認された。ロサンゼルス郡検視局などで死因を調べている。地元警察では、「今のところ犯罪に巻き込まれた形跡はない」としている。
1980年から90年代にかけて、力強い、伸びのある魅力的な歌声で、世界的な歌手として活躍。「すべてをあなたに」など多くのヒットを放った。主演映画「ボディガード」も話題になった。その一方で、家庭内暴力や薬物依存などの問題を抱えてきたことでも知られる。
ヒューストンさんは、12日に行われるグラミー賞授賞式を前に、同ホテルで開かれたパーティーに出席するために滞在していた。
ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)によると、死を前にして、ヒューストンさんは、乱れた服装で、ぬれた髪の毛のまま、ホテルの会場で奇異な行動をする姿が目撃されていたという。